| 【資料2】 | |||||||||
| 平成19年度 佐賀県立佐賀西学校 学校評価表 | |||||||||
| 1 学校教育目標 | |||||||||
| 創立以来131年にわたる歴史を有する本校の校是である「質実剛健」、「鍛身養志」のもと生徒一人一人が教職員並びに生徒相互間に敬愛と信頼を中心とした好ましい人間関係を築き、「熱き心(若々しい情熱)」・「寛き心(思いやりの心)」・「毅き心(チャレンジ精神)」を醸成し、高い知性と広い視野を持ち、社会に貢献できる心身共に健全な人間の育成を目す。 | |||||||||
| 2 学校経営ビジョン | |||||||||
| @県下第一の伝統と実績を誇る進学校として、生徒・保護者・県民の期待に応え得る学校づくりを目指す。 A学業面では全国レベルを視野におき、部活動でも県下の上位を目指す。学業と部活動の双方に優れた学校づくりを目指す。 B本校生の共通基盤としての品位と品格を涵養できる豊かな育成環境を持った学校づくりを目指す。 |
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| 3 本年度の重点目標 | 4 前年度の成果と課題 | ||||||||
| 6万余の卒業生によって築かれた歴史と伝統を継承し「学力向上」を第一義とし、「事上磨練」の気概で「すべてに燃え、より高きに挑戦」する佐賀西高等学校生を育成するため、特に次の四点に力を入れる。 ・学力向上と高いレベルの進路保障 ・あいさつの励行 ・部活終了7時、下校完了7時半の完全遵守 ・2007青春・佐賀総体への協力 |
進路保障については、4年連続して高いレベルの進学実績を達成することができた。これは、教科指導、進路指導、生徒指導を柱とした指導体制を強化した効果の現れと考えられる。 このレベルの実績に満足することなく、さらに高いレベルの目標を設定して、それを実現するための指導システムを構築することを目指している。 また、前年度は、進学実績や文武両道の教育方針を幅広く広報した成果が現れた1年であり、本年度もさらに充実させていきたいと考える |
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| 5 総括表 | |||||||||
| 領域 | 評価項目 | 評価の観点 (具体的な評価項目) |
具体的目標 | 具体的方策 | 評価 | 成果と課題 | |||
| 学校運営 | 学校経営方針 | ・本年度の重点目標を周知させることができたか。 ・本年度の重点目標への取組みを生徒・保護者が高く評価したか。 |
・重点目標を知っている保護者の割合を100%にする。 ・重点目標の取組について、「非常によい」、「よい」と思う生徒・保護者の割 合を80%以上とする。 |
・重点目標を後援会総会、学校だより、保護者会、本校HPを通して同じ文言で繰り返し発信し、周知を図る。 ・目標達成のためにどういう取組をしているかについての情報を積極的に発信する。 |
A | ・重点目標への本校の取り組みの熱意や意欲を評価している保護者の数値が4.3を示し、平均して「よい」という結果になった。これは、HPや学校だより等での周知の結果と評価できる。 |
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| 広報活動 | ・保護者への情報提供は十分にできたか。 ・中学校への情報提供は十分にできたか |
・学校の諸活動、諸行事についての情報を保護者に適切に伝える。 ・中学生にあらゆる場面で西高ならではの魅力を伝える。 |
・「西高だより」の内容を充実する。 ・ホームページの4月、9月の大きな更新と同時に小さな更新も適宜行い、新しくよりよい情報の提 供を行う。 ・西高パンフレット及び中学生向けPR資料を更新する |
A | ・HPは、こまめな更新を行い、情報を積極的に提供した。「西高だより」も内容の充実とともにHPに掲載した。 ・西高パンフレットについては、中味を充実し、デザインもより洗練されたものにして、中学生にアピールすることができた。 ・今後特に、広報に使用する写真の取扱に留意する必要がある。 |
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| 学校事務 | ・効果的な予算の執行に努めたか。 ・備品の適性管理に努めたか。 |
・緊急順位をつけて、限られた予算を執行するように全職員で取り組む。 ・備品等の維持管理を適性におこない修繕料の節減に努める |
・備品購入、出張等の要望を調査して、緊急順位つけ執行する。 ・修繕料の節減に努め、需用費の効率的な執行を行う |
A | ・管理運営費については、効率的な予算の執行ができた。また、生徒昇降口、ユニバーサルデザインの完成によって、教育環境を整えることができた。 ・備品・工作物等の適正管理に務めることが重要である。 |
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| 職員の指導力向上 | ・難関大の入試傾向やレベルに精通し、指導に活かすことができたか | ・二次対策指導、ひいては難関大入試対策の教科指導ができるまで指導力を高め る | ・職員相互の授業参観を活性化し授業の質を向上させる。 ・難関大学の入試問題を徹底的に研究し、レポートとしてまとめる |
B | ・職員の難関大学入試問題分析は、一定のレベルに達しつつあるが、まだ個人差があり、全職員が指導に活かすレベルに達したとはいえない。 ・今後、全職員の入試分析力の一層の強化を図り、指導力の底上げが必要である。 |
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| 職員の資質向上 | ・生徒が目指す大学に関する情報を把握できたか。 ・密度の高い授業ができたか |
・生徒が目指す各大学の入試システム及び 入試問題に全職員が一定の知識を有するようになる。 ・授業に対する生徒の満足度を掌握し、満 足度の数値の向上を目指す。 |
・入試説明会に職員が参加する機会を増やす ・校内で定期的に入試研究会を開く。 ・授業満足度調査を実施し、その結果をもとに授業の改善・工夫をする。 |
A | ・大学入試システム等の入試情報については、全職員が入試研究会等への参加によって一定のレベルの情報を得ており、また、その情報を進路指導に活用するための校内職員研修により指導力もついてきている。 ・授業満足度調査では、授業に満足している生徒が90%以上を占め、高い評価を受けている。 |
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| 教育活動 | 学力向上 | ・出口を見据えた学力の向上ができたか | ・特に、国公立大の二次力に対応できる学力を目指す。 | ・3年間、計画的な指導を行い、難関大の二次力にも十分に対応できる学力をつける。 | A | ・教育環境の変化のなかで、臨機応変に計画の変更を図り、一定の二次学力を保障できている。 | |||
| 進路指導 | ・生徒が高い将来の目標を掲げ、 その実現のための大学進学を果たすことができたか | ・東大5名、九大40名の合格を目指す。 ・1.2年生の志望大学、東大40名、九大160名を目指す。 |
・進路検討会、学力検討会を充実させる。 ・小論文研究の充実によって意識を高めさせる。 |
B | ・ここ数年は、安定した実績を上げているが、まだ目標を達成したとは言えない。今後も、進学実績では高い目標を掲げて、生徒・職員一丸となって取り組んでいきたい。 | ||||
| 家庭学習 | ・家庭学習時間を十分に確保できたか。 ・内容的に充実した家庭学習ができたか。 |
・年間平均学習時間を3時間以上を目指す。 ・予習に力を入れた家庭学習の取組を目指す |
・「日々の記録週間」を年間バランスよく配置し、データの信頼性を高める。 ・データを各学年各クラスの指導に利用できるように分析を工夫する。 |
B | ・「日々の記録週間」を条件が同じ時期に配置し、データの信頼性が高まった。 ・データによると、現在学習時間がやや減少傾向にあるが、分析結果を学年・教科と共有し、改善をしていきたい。 |
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| 生徒指導 | ・基本的な社会性を身に付けさせることができたか。 ・交通安全の意識を高めることができたか。 ・生命尊重の意識を高めることができたか。 |
・登校指導を中心に、挨拶の励行、頭髪服装の指導を行う。 ・傘さし運転や無灯火など自転車のマナーの指導を徹底する。 ・自他の生命を尊重し、いじめのない生き生きとした学校生活を実現する。 |
・教師が共通理解のもと、率先して挨拶を行う。 ・登下校時に自転車や保護者の送迎車に対しての指導を行う。 ・講演や集会等で命の大切さを訴えていく。 |
B | ・登校指導や駐輪指導では、各学年との連携がとれ、生徒の安全への意識が向上した。 ・頭髪や服装、交通マナー、自転車の二重ロックについては、今後指導を強化、徹底していく必要がある。 |
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| 環境美化 | ・教室が学習環境として整備されているか。 ・ゴミの分別、ゴミの減量化を行うことができたか。 |
・各教室を常時整理整頓がなされ清掃の行き届いた状態にする。 ・環境美化に関する意識を高める |
・学期に1回環境美化強化週間を設け、保健委員による点検を実施し、教室の学習環境を整えるとともに清掃に取組む意識を高める。 ・ゴミの分別指導と持ち帰りの呼び掛けを行う。 |
B | ・掃除の取り組みは、クラスで格差ができ、職員の共通理解のもと指導が必要である。 ・生徒中心の節電・節水の取り組みができた。また、リサイクルボックスを教室におき、プリント類のリサイクル意識を高めることができた。 |
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| 読書指導 | ・図書館が、読書活動、調べ学習の場として十分に機能しているか。 ・良書に親しみ、読書をとおして思索を深めたり、感性を豊かにしようとする態度を育成できたか。 |
・生徒一人当たりの年間貸出冊数を2.0冊以上とする。 ・読書感想文コンクールの県審査において、7名以上の入賞者を目指す。 |
・「図書館だより」の発行回数を増やすとともに、 館内の案内表示やレイアウトを工夫し、利用しやすい図書館を目指す。 ・読書感想文に対する生徒の意欲を喚起するとともに、校内審査段階でのチェックや清書指導を丁寧に行う。 |
C | ・「図書館だより」の発行は昨年以上に行ったが、生徒一人当たりの貸出数は、伸びなかった。 ・読書感想画は過去最高の入賞者がでたが、感想文では目標に到達できなかった。読書会とリンクさせて感想文を書かせることも検討したい。 ・10分読書の意義が浸透せず、職員・生徒も取り組みは「今一歩」と評価している。 |
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| 保健指導 | ・心身共に健康な生活が実現できるための指導、支援ができたか。 ・保健室利用者が学習に復帰できたか。 |
・生徒自らが心身の健康状態を把握するとともに、予防や食育についての指導を行う。 ・利用者数を減らすとともに早期に復帰できるよう指導する。 |
・健康診断結果を活用し、受診を要する生徒への指導を充実させる。毎月の「保健だより」を利用し、保健指導を行う。 ・自分のからだの状態を把握させ、回復への手立てを考えさせ、実践させる。 |
A | ・個別に対しても集団に対しても、保健指導を細やかに実施できた。 ・「保健だより」の内容を充実させ、より生徒の実態に応じたものを作成し、資質の向上を図ることができた。 |
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| 生徒用シラバスの充実 | ・生徒の実態に応じて実践的な指導計画を作成することができたか | ・生徒が活用することにより、計画的に学習できるようにする。 | ・教師が授業の中で活用の仕方を説明し、生徒が計画的に予習に取り組めるように指導する。 | B | ・教科担当者が年度当初に年間の授業計画表を配布説明し、授業の進度を理解させている。 ・観点別評価についても、生徒に提示するようにしたい。 |
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| 特定課題 | 授業でのIT活用 | ・授業でパソコンを活用することができたか。 | ・全職員がパソコンを利用した授業を実施する。 | ・パソコンを活用した授業をお互いに参観し、効果的な授業が展開できるように研究する | B | ・校内研究授業の中で、パソコンを活用した授業が実践されている。 | |||
| 長期欠席・不登校傾向の生徒に対する対応 | ・本人、保護者、担任等と連携し、生徒の実情に合った指導ができたか。 | ・該当生徒の登校状況を家庭から保健室へ、保健室から教室へと段階的に前進させる。 | ・個々の生徒の実情を把握し、スクールアドバイザーとも連携し、生徒、保護者、担任への適切な働きかけを行い、生徒の意欲を喚起し、少しずつでも進歩させる。 | B | ・担任、保健室、スクールアドバイザーの連携がスムーズにとれるようになり、問題解決に至ることもあった。 ・問題をかかえた生徒の早期発見、早期対応が今後の課題である。 |
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| 2007青春・佐賀総体への協力 | ・2007青春・佐賀総体において協力できたか。 | ・特にサポート校として空手道競技、また、一人一役など、生徒・職員の協力体制を作り、その成功に貢献する。 | ・すべての生徒に参加・協力する機会を与え、また全校あげて取り組むことで、2007青春・佐賀総体の成功に向けて貢献する。 | A | ・生徒会を中心に、すべての生徒が参加協力し、貴重な体験をすることができた。また、サポート校として協力した空手道競技は、関係役員の方々にも絶賛され、大成功に貢献した。 | ||||
| 6 総合評価 | |||||||||
| 本年度は、生徒昇降口やユニバーサルデザインの整備により、ハード面においても教育環境が整った。もちろん、学習状況や生活状況も非常に良い状態にあり、落ち着いて学業、部活動に集中できる環境にある。総合的な学習の時間で実践している小論文指導も定着し、より高きに挑戦する目的意識を持った生徒が各学年増えている。そのことは、東京大学4名、京都大学2名、大阪大学3名、国立大医学部7名という今年の卒業生の受験結果にも表れている。また、部活動においては、全国総体佐賀大会という記念すべき年にバスケットボール部、空手道部、テニス部、弓道部が出場し地元での大会を盛り上げたことは、本校の伝統的校風である文武両道を高いレベルで実践した結果であるといえよう。このような本校の教育活動については、昨年より「ホームページ」や「学校だより」等で保護者や生徒だけではなく、県下の中学生にも広く広報することができた。この成果は、今年の志願者の特徴として隣接学区からの生徒が増えていることがあげられる。今年度の重点目標についての本校の取り組みや熱意、意欲を5段階で「4.3」と保護書の方に評価頂いたのも、広報活動の充実として捉えることができる。 より高きに挑戦する気概を持ち心身共に健全なたくましい生徒を育成するとともに、最終的には「来て良かった」「預けて良かった」と思われる学校でありたいと考えている。生徒、保護者のアンケートでは、5段階評価で「3.9」、さらに生徒の授業満足度調査では、「やや満足」と「満足」をあわせると91%を占め、一応の成果は達成できたと評価している。 |
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| 7 次年度への課題・改善策 | |||||||||
| (1)本校は、次年度も第一の重点目標である学力向上と、それに伴う進路保障に最大のエネルギーをかける。 そのため次のような方向性をもって今後さらに創意工夫を重ねていく方針である。 2年次からの志望校別クラス編成を最大限に生かすため、学年指導、担任指導、教科指導のあり方をそれぞれ再点検し、より効果を高めるためにはどうしたらよいか、生徒の意欲をより高めるためにはどうしたらよいかという観点から一層の共通理解を図って行く。また、本校の進学実績や取り組みを今後も幅広く広報して、魅力のある学校として目的意識の高い生徒の入学にも力を入れていきたいと考える。 (2)本校生は、将来いろいろな分野でリーダーとして活躍することが期待される。そういう人材を育成するために勉学だけに偏らない幅広くまた骨太の人格形成を目指している。そのための方策として部活動の奨励はもちろんのこと、生活指導、読書指導、保健指導、環境美化指導等、以下の点にも力を入れていく。 ・文武両道を推進するために、下校時間を遵守し、家庭学習時間を確保させる。 ・自他の生命尊重教育も視野に入れ、交通マナーの向上指導を含め、保護者との協力態勢を構築していくことを目指す。 ・食育の面からの指導も図り、日常の体調管理、規則的生活習慣の定着、部活動の休養日設定なども考慮し、遅刻・欠席の数を減らす。 ・生徒の環境美化に対する意識を高めながら、ゴミを出さないまたゴミを持ち帰る指導、節水節電の指導なども検討して、校内の隅々の美化と環境教育の徹底を目指す。 ・各種行事の精査と精選を行い、授業時間の確保に努める。 |
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