平成15年度に研究の積み残しはないが、16年度の研究に入る前に、1年間の研究を学力向上委員会でレビューし、改善策を模索しなければならない。
5 16年度以降の改善策
問題点として、評価規準は、作成したものの評価付け方、指導のあり方が依然としてばらつきがあることと専門教育における評価のあり方として、外部評価をどのように導入するのかということが、今後の課題である。また、専門学校との連携を強化し、出前授業を多く実施し、生徒の高度資格への取り組みに活かしたい。
(2)問題点及び今後の課題
C生徒全員に学力や学習意欲に関する学習実態調査を実施した。生徒がどのようにして授業に取り組んでいるのか、なぜ、不得意な教科になったのか、時系列レベルでの調査を実施した。
B専門教育の成果をフェアという形で保護者や地域の方に理解してもらった。アンケートの内容からもその意義は大きいものと言える。
AこれからのIT教育を指導できる体制が整った。
@職員全員が新学習指導要領の目標とする確かな学力の模索を始めた。具体的には、1教科だけでなく、各教科間での評価のあり方など、横断的に研究がなされ、全教科の評価規準等の資料が整備された。
研究の成果を以下に述べる。
(1)研究の成果
4 研究に対する評価
1年目であるが、各教科の学習指導案、評価規準、ネットワーク授業に活かせるWEB教材など構築できた。
(2)教材、資料等の作成状況
本校では、専門教育における学習成果を保護者や地域の方に理解してもらうために、2月6日(金)にふるさと新発見「鹿島実業学習体験フェア」を鹿島市民会館で実施した。保護者や関係者及び、市民の方が多く来られ、盛況であった。内容は、生徒インターンシップ゚販売実習再現の物産市、課題研究発表会、ファッションショーなどである。
D専門教育成果の普及
本校の商業教諭2名がIT技術修得のため、麻生情報ビジネス専門学校に22日間研修に行った。このことで、ITに関する分野の世界的なライセンスであるシスコネットワーク技術の指導が本校で、平成16年度から実施できるようになった。このことは、佐賀県にとっても初めてのことであり、来年度の授業の中でどれだけその内容を盛り込むことができるか考えたい。幸いに、情報処理室も更新されることで、最新設備の中、指導できるようになった。なお、3学期には、今後の取組みに参考にするためIT分野の先進校である京都府立京都すばる高等学校の視察をした。
C専門学校でのIT技術修得の職員研修および視察
専門学校の先生や、地元IT起業家等を招聘し、情報処理科では、出前授業を実施した。現場の生の体験談や専門知識の修得には大いに効果があった。このことにより、平成16年度4月に実施される経済産業省の情報分野の高度資格受験希望者の生徒が21名と増え、専門教科に対する意欲が高まった。やはり、今後とも、IT部門での教育に関しては、専門学校との連携は欠かせないと考える。
B専門学校の外部講師による出前授業の実施
7月に生徒の希望に適う引き受け事業所を選定し、インターンシップを実施した。昨年と違い、生徒の進路に見据えた実習先を検討するために、担任の先生の事前指導や希望調査など入念に行った。アンケートからわかるように生徒にとって役に立つ、学校では学べない経験であった。なお、全校生徒にインターンシップの理解を促すために、事後、体験発表会を実施した。
A生徒一人一人の進路を見据えたインターンシップ
新課程が始まり、全校で、学力向上に向けた推進体制の確立と生徒の学力把握、意識調査の研究に取り組んだ。全教科とも1年生に関しては、評価規準を作成し、評価方法の研究を行っている。特に新学力観に基づく評価には、シラバスを見ながら、日々の活動の中で生徒の評価を行うことの大切さが実感できた。また、12月末には生徒がどれだけ、学習に意欲をもって取り組んでいるかなどの学習実態調査を実施した。
@各教科のシラバス、評価規準、評価方法の研究
(1)研究の実際
3 本年度の取組
・研究のまとめ
・IT技術を利用した演習及び体験活動の充実
・連携におけるIT技術分野の高度資格への取組
・基礎学力向上に向けた体系的な取組の実践
・専門学校でのIT技術修得のための職員研修
・専門学校の外部講師による出前授業の実施
・生徒の学習意欲を高める習熟度別Eラーニング
・インターネットによる評価規準目標等の情報公開
・生徒の学力分析、意識啓発の研究
B平成17年度
A平成16年度
・専門学校でのIT技術修得のための職員研修
・専門学校の外部講師による出前授業の実施
・生徒一人一人の進路を見据えたインターンシップ
・各教科のシラバス、評価規準、評価方法の研究
・生徒の学力把握、意識調査の研究
・学力向上に向けた推進体制の確立
@平成15年度
(4)3年間の計画
(3)研究組織
本校では、これまでの取り組みを踏まえながら、専門高校として職業教育の充実をさらに図っていきたいと考えている。
そこで本研究では、授業改善及び評価の研究、インターンシップ、体験活動、専門高校や専修学校との連携等による職業教育の充実を図りたい。具体的には、@インターネットによる各科目のシラバス、評価規準、到達目標等情報公開等、A生徒一人一人の進路を見据えたインターンシップ事業の推進、BIT技術を利用した体験活動の充実、C専門学校との連携におけるEラーニングや教科指導システムの研究、出前授業等を柱として研究を深める。また先進校視察や専門学校との連携をとおして、教員の資質向上を図っていきたい。研究対象学年は、平成15年度入学生徒を対象とする。
本校は、この研究をとおして、普通教科において基礎・基本となる学力の充実を図りながら、専門教科の内容の充実を図り、発展的な学習の研究を行うことで、新学習指導要領のねらいとする「確かな学力」の向上に取り組んでいきたい。
(2)研究のねらい
インターンシップ、体験活動、専門高校や専修学校との連携等による職業教育の充実
(1)研究主題
2 研究の概要
平成14年度、本校では活性化委員会を組織し、授業週5日制、新学習指導要領への対応について検討を重ね、学力向上を中心に平成15年度から学校全体で取り組むことを指針とした。専門高校ということから、学力向上に関しては、普通教科と専門教科の取り組む学力向上対策があり、今回の研究では、まず、専門教育の視点からの学力向上の研究を行うこととなった。
(4)教育課題
(3)学校の学習意欲学力向上に関するこれまでの取組
本校では、これまで学力向上を図るために、@基礎学力養成と高度資格取得、Aわかりやすく魅力ある授業を重点目標に掲げ、学校全体で取り組んできた。具体的には、普通教科を中心とした基礎学力養成のための授業の工夫と学力把握のための全学年対象の年5回実力テスト実施、また専門教科では、進路意識啓発のためのインターンシップや学校外での体験活動、自分の進路を見据えたコース選択による高度資格指導、専門学校や企業家における実社会に即応した内容の講義等を実施し、生徒の学習意欲や学力向上に取り組んできた。
(2)学校概要
本校は、地域に根ざした学校づくりを目指している。平成8年度から市民に5日間の市民セミナーを開設したり、インターンシップを81社の協力を得て行っている。また、学習面、部活動面も「文武両道」の方針で各学科の特色を活かした高度資格への挑戦や野球、ソフトボール、レスリングなど部活動の活躍もめざましいものがある。
(1)学校の特色
1 学校の概要
研究担当者: 大 川 内 弘 紀
電話 番号:0954-63-3126
所 在 地:佐賀県鹿島市大字高津原539番地
校 長 名: 梶 原 哲 夫
学 校 名:佐賀県立鹿島業高等学校
【学力向上フロンティアハイスクール用様式】