『学び合い』 ってどんな授業?
学習形態のいろいろ
一斉授業
グループ学習
個別学習
『学び合い』の考え方と授業のようす
『学び合い』の考え方
画像から分かる『学び合い』の授業
『学び合い』で生徒が変わる
授業中,先生は何をしているの?

 
生徒・保護者・その他来校者の感想など
生徒の感想   ・保護者の感想
平成23年度 校内研のようす
・3年数学『学び合い』研究授業〈H23.6.8〉
  ・佐城教育事務所主宰『学び合い』移動学習会〈H24.1.20(金)〉
  5校時: 『学び合い』公開授業1年A組社会/1年C組数学
14:55:授業研究会〜
指導助言者:佐城教育事務所紫村直美指導主事

学習形態のいろいろ
一斉授業
学習集団の全員に同じ内容を同じ時間の中で同じように指導する形態のことを一斉学習といいます。一般に、学習への方向付けを図る授業の導入段階や、学習をまとめ、新しい課題を見つける終末段階などにおいて有効に機能し、多くの学校で最も多く取り入れられてきた形態です。
[メリット]
@ どの生徒も共通に学ぶことができる。
A 基本的に学習課題が同一課題であり、教える方法も同一手段のため、同一教材でどの生徒にも平等性の確保ができる。
B 同じ学習目標に向かって、同じ経験をしながら学習を進めることができる。
C 集団の力で、個を支えたり引き上げたりすることができる。
D 集団の中で、多様な生徒の異なった意見や考え方を知ることができる。
E 教師と生徒たちの問答や生徒同士の討論や話し合いを通して、教師と生徒、生徒同士の間に好ましい人間関係や相互理解が深まる。
[デメリット]
@ 一斉指導の中では、一人一人の個性が埋もれてしまう。
A 基礎的・基本的学習内容の習得=教え込み という指導になりがちである。
B 教師中心であり、一方向的な情報伝達の指導になりやすい。
C 生徒の能力差を固定化しやすい。
D 生徒の実態に関係なく、画一化されてしまう。
E 画一化された一斉授業では、学習から取り残される生徒がでてくる。
F 画一化された一斉授業では、教師の指導に満足しない生徒もでてくる。
これらを総合的に照らし合わせ、一斉授業をより機能的に行うことが今、求められています。この形態の欠点が先行してしまうと、生徒が受身になり、機械的に知識や技能だけを習得するということになりかねません。それを防ぐためには、教師の説明を主とした注入的な指導だけではなく、生徒の興味・関心・意欲を触発するような工夫が必要となります。そこで現在、視聴覚機器(VTR、OHP、TVなど)を使ったり、発問を工夫したり、他の学習と組み合わせたりする配慮が進められています。


グループ学習
ある学習集団(学級)をさらにいくつかのグループに分けて進める学習形態をグループ学習といいます。グループの人数は、3,4人から20人くらいに分けることがあります。グループの作り方としては、同質グループ、異質グループの2種類があります。
@ 同質グループ:能力や興味・関心などが同じ児童生徒で構成されるグループ
A 異質グループ:能力や興味・関心などが異なる児童生徒で構成されるグループ
中学校の授業では、Aのグループ学習が多く取組まれています。
[メリット]
@ ある一つのテーマに対して学生が自由な発想で意見を出し合い、意見交換を行うこと。
A 当事者意識をもって問題解決に取り組むため、学生の自立性が向上すること。
B 問題解決の課程における検証やフィードバックにて無意識のうちに刷り込み行動や振り返り行動を行うこととなり、知識の定着に極めて有効であること。
以上から分かるとおり、少人数での学習は、自らの役割も明確になることから主体的に学習に参加するようになるため、生徒一人ひとりが学習活動に参加しやすくなる機能を持っています。そのため、考えを率直に出し合い深めていくことが多くなる形態だといえます。
[デメリット]
人間関係の問題や目標からの脱線などの問題点もあります。例えば、グループの構成の仕方によっては、一部の生徒に加重負担が生じることもあります。また、学級全体の目標を絶えず明確にしておかないと、グループでの学習が単なる興味や関心だけに流され、学習の成立が妨げられる場合もあります。


個別学習
一人ひとりの生徒が学習課題に対して自分のペースで学習していく形態のことを個別学習といいます。これには一人ひとりの能力、興味・関心に応じた方法ととるところにその特色があります。つまり、一斉学習には対応できない、個人差に応じた学習ができるのです。これを、
@ 学習過程のすべてを個別化しようとするもの
A 一斉授業の中で個別化を図ろうとするもの
という視点から2つに分類することができます。
※個別学習のメリット,デメリットは一斉授業のメリット,デメリットを参考にしてください。

『学び合い』の考え方と授業のようす

『学び合い』の考え方

T これからの学校教育

学習指導要領の改訂

@ 「生きる力」をよりいっそう育む

「基礎的な知識・技能の習得」「思考力・判断力・表現力の育成」→確かな学力
   (学習指導要領はすべての子どもが達成する最低基準)
豊かな人間性(自制心、協調性、思いやる心や感動する心)
健康や体力

A 学校テーマの実現

U  『学び合い』の授業で期待できること

@ 教育の目的が達成できる!!
A 学級全員の学力が向上する!!
B 学級での多くの問題が解決できる!!

V 教育の目的の達成とは

@ 教育基本法第1条・・・教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。
A 人格の完成とは・・・人と関わりながら教材を学び、それを分かり、心を成長させ、それによって人と関わり合いながら社会の一員となれる人を育てること
B 教師の仕事とは・・・学校教育のあらゆる場面で、児童・生徒一人一人の人格の完成をめざすこと。学校教育においては、そのほとんどを各教科の授業が占める。つまり、各授業の教科指導を通して人格の完成を目指すことが授業本来の目的となる。
C 授業とは、児童・生徒同士の関わり合いの中で学び合い、学習内容を理解し、人間関係能力や心を成長させていくものである。
W 学級全員の学力が向上する
@ 一斉授業(教師が生徒に教える)の限界
一人一人の児童生徒の学習達成状況を理解し、それにあった指導方法、工夫した 教具によって多くの児童生徒を分からせることはできるかもしれないが、全員を分からせることは無理である。(学習理解の上位レベル、下位レベルへの対応が現実的にできない。)
教師による、他人数に対しての一方方向の説明で理解し、学習が深められる生徒は限られている。教師の説明が理解できず、ただ、聞いているふりをしている児童生徒は少なくない。
一斉学習では、クラスの7割の子どもを分からせることができても、8割、9割、10割の子どもをわからせることはできない。
教師が子どもに1対1で丁寧に指導を行えば、子どもの理解は確実に高まっていくと思われるが、授業の中で一人一人に丁寧に個別指導をすることは物理的に無理である。
A グループ学習の限界
教師が意図的に組んだグループでは、関われる児童生徒同士の関係が制限されて しまう。
少数のグループ内だけでは、関わり合う必要がある子ども同士の学び合いができない。
グループ内の話し合い活動を活性化させるための手だてが難しい。グループの形になっているだけの状態である場合が少なくない。
X 『学び合い』の授業とは
@ 授業を通して、児童・生徒の人格の完成を目指す。具体的には、人と関わる事により学習課題発見・学習課題の解決・学習内容の定着・学習意欲の向上を図る。(人間関係力の育成)
A 児童・生徒一人ひとりの学習を保障する。学級全員の子どもが分かる授業。
Y 今までの学習スタイル
@ 目標・課題の設定
A 教師の説諭、教師主導の学習
B 個別(グループ)学習
C まとめ
D 評価(子どものための評価、教師ための評価)
E 教材・教具・学習環境の準備
※中心はA教師の説諭、教師主導の学習
Z 『学び合い』学習
中心は・・・目標・課題の設定、評価、教材・教具の準備
(教師の説諭、教師主導の学習は最小限にする)
目標の設定
学習の最初にはっきりとした目標の設定ができることが、教師の最も大事な職能(評価規準・基準を子どもにも明確にする)

教師の説諭・教師主導の学習
児童、生徒どうしが学び合う時間をできるだけ長く確保するために最小限にする。

個人学習・グループ学習
人と関わることによって学習課題をよりよく解決するために、最大限の時間を確保する。個人学習、グループ学習を教師側で設定しない。

まとめ

 『学び合い』授業が深化すれば、あえてまとめをする必要は無くなる。

評価

@ 評価規準・基準を完全に知らせる。
A 評価するのは、過程ではなく結果である。(過程は結果に必ず表れる) ・評価は、教師のための評価ではなく、子ども自身のための評価であり、子ども自身がそのことを納得することが必要。

教材・教具・学習環境の準備

@ 子ども同士の関わりを保証し、仲間がともに育ち、伸びるような教育環境を提供する。
A 『学び合い』に入れない子どもへ、『学び合い』へ入れるように学級全体に納得させる。学び合いに入れないのは、その子のせいではなく、学級の責任ととらえる。
B 教師は、子どもと1対1の関係で繋がるのではなく、子ども集団と繋がる。子ども同士の繋がりを最も重要視する。
[ 『学び合い』の授業の展開

『学び合い』学習の意義を子どもに納得させるために、下記の内容をしっかり伝える。
※全員がわかるように協力して学習を進めること

@ みんなと協力して課題の解決を目指すこと。自分が分かることはもちろんだが、学級全員が分かることが目標であること。
A 自分の机を離れ、友達と協力して学習することは自由であること。
B 学習課題に対して、結論だけでなく、全員が理由、考え方が説明できるようになること。
C 先生に聞いたり、相談したりする前に、友達に相談すること。
D 目標を達成するために、一番良いと思う方法で学習してよいこと。
E 友達の意見をよく聞くこと。自分と違う意見の中に大切な考えがあること。

目標の設定

@ 達成しなければならない具体的内容の最終目標を児童生徒に提示する。
A 「上の上」に目標をあわせる。
B 教師は1時間の細かい計画ではなく、1単元など大きな見通しをもって学習目標を設定する。
C 「やろう!!」と思わせること。
『学び合い』学習

@ 「他者」と繋がれることを保証する。子どもたちが話せる時間を保証し、教師が邪魔しなければよい。
A 立ち歩きを認める
B 教師は、児童生徒への個人的な直接教授をしない。
C 『学び合い』成熟するように可視化を行う。
[可視化]
よい情報、アイディアを持っている子どもを学級全体の子どもに知らせる発話。
わざと大きな声で情報源となる子どもを褒めたり、評価したりして他の子どもたちにアピールする発話。
一人の子どもに対して語るべき内容を、学級全体の子どもに聞こえるように語るような発話
子どもの質問に直接答えず、その答えを知っている子どもを紹介する発話。

評価

@ 評定評価の基準を学習の最初に、完全に子どもに知らせておく。
A 最終的な学習目標ができるようになったかテストを行う。
B 教師は、子どもの学習の様子をしっかりと把握することができる。

 『学び合い』についての留意点

@ 『学び合い』が生じるか、否かは、ノウハウ・テクニックではなく、「考え」が重要である。
A  「子どもは有能である」という子ども観に立つ。
B 教師は、目標を語り、方法は子どもに任せる。
C 何のために学校で学ぶのかを「熱く」語る必要がある。
D 教師の仕事は「教えること」ではなく「分からせる」ことである。学級の子ども全員が分かるためには、『学び合い』の学習スタイルが最善である。

画像から分かる『学び合い』の授業
授業の進み方
◆『学び合い』を行う時のルールを確認する。
本時の課題を確認する。
まずは自分で課題解決に取り組む。
分からない場合は,仲間にたずねてみる。
*仲間にたずねたり,教えたりするときのポイント*
答えだけを聞いたり,写したりしない。
教える場合は,まず考え方を教える。
最後まであきらめないこと。
仲間がたずねてきたときは,ていねいに教える。説明がうまくいかないときは,説明がうまくできる仲間を紹介したりさがしたりする。
課題解決に関係のないことを考えたり,作業したりしない。
◆授業への臨み方
わからないところがあれば,教科者や他の資料等を参考して課題解決に取り組む。
自分で分からない場合は,仲間にその考え方や解き方をたずねる。
仲間と考えても分からない場合は,先生にその考え方や解き方をたずねる。
途中であきらめずに必ず課題を解決する。
分からない人がいれば,自分から話しかけてみたり,教えたりする。
確認テストでは全員が80点以上とることができるよう努力する。
◆理解の深まりを支える『学び合い』の効果
一斉学習、一斉授業では聞きもらしや聞き逃しがあり授業中に分かるまで聞くことはできません。聞き逃したことで、次の内容が分からなくなることもあります。
得意科目が数学の生徒、社会の生徒、生徒一人ひとりが得意不得意教科を持っています。『学び合い』では、生徒一人ひとりの良さにみんながふれます。
会話することの楽しさ、喜びを感じながら学習できるところに『学び合い』の良さがあります。
仲間から教えてもらったり,話し合ったりすることで,いろいろな考え方を知ることができます。気がつかなかったことに気づくことが多々あります。また,知りたかったこと以上に知ることもできます。
互いに聞き返したり,同じ言葉を何度も何度も繰り返したりすることで理解も深まります。
分かりやすく説明することの大切さや理解してくれることの喜びを授業中に感じることができる良さがあります。
◆先生も参考書
難しい課題を解決しようとするとき,どうしても自分たちの力で解決することができない場合もあります。そんなときは先生の力をかります。
仲間に分かりやすく説明したくても,なかなかうまく説明できない,そんなときに先生からヒントをもらいます。
自分の考え方や答えにに自信がないときは,先生に聞いて自信をつけます。

『学び合い』で生徒が変わる
◆家庭学習の深まり
『学び合い』では,「仲間に聞かれたときにうまく説明できるようにしておきたい。」「分かりやすく説明できるようにしておきたい。」や「今日わからなかったところを明日友だちに聞くためにしっかり予習をしておこう。」と感じる生徒が増えてきます。
◆言語活動が広がる『学び合い』
一斉授業では,ほとんどの時間が先生の話を聞く活動であり,一部の生徒が発表をしたり,ノート等に自分の意見を書く活動があったりします。『学び合い』では常に自分で考え,自分で課題を解決します。また,仲間に分かりすく説明することを心がけたり,分からないところを相手に伝えたりする活動がありますので,言語活動が多く,語彙力が身に付きます。また,仲間と接することが多いので,コミュニケーションの力も身に付きます。
◆安心して学習することができる
普段の生活ではなかなか話をする機会がない仲間とも話をする機会が増えます。「教える」「教えてもらう」という関わりから,信頼関係や感謝の気持ちが育まれます。このような学習を通した人間関係は,普段の生活に広がります。

先生は何をしている?
◆授業の準備と生徒の学習状況の把握,生徒の学習の支援
授業の準備として『学び合い』を進めるためのワークシートやプリントの準備をします。また,確認テストの準備をします。
学級全体を観察しながら,学習内容の理解が異なる生徒同志をつなげたり,机間巡視をしながら一人ひとりの生徒の学習内容の理解を把握したりします。
生徒の学習状況に応じて,グループや個別に指導をします。
◆授業の流れの例
(1) 導入(5分)
生徒は、基本は個々人で課題解決をしていきます。課題の解決が難しい場合に、生徒同士で教え合う活動を行います。教え合うときに、グループを固定化しないで、説明が聞きやすい理解しやすい生徒のところに行きます。そのため、自由に移動して聞くことを認めています。
(2) 展開(40分)
@生徒の活動
生徒は、基本は個々人で課題解決をしていきます。課題の解決が難しい場合に、生徒同士で教え合う活動を行います。教え合うときに、グループを固定化しないで、説明が聞きやすい理解しやすい生徒のところに行きます。そのため、自由に移動して聞くことを認めています。
A教師の活動
学習に対する生徒の姿勢が教師を頼って受け身になってしまわないようにできるだけ、自分の力、自分たちの力で課題を解決させます。
教師は、生徒の机をまわりながら、ちゃんとやっている子、学び合っている子の方に目を向けて、うまくいっている子がどの子なのかが分かるように見ていきます。教師が生徒を「その説明はすごい。」「なるほど〜」「分かりやすい」と誉めることで、「ここにすばらしい情報源がある」ということを全体に伝えます。これによって、生徒がどの場所に動いた方がいいかを判断できるようにします。また、生徒同士で間違った方向に考えが進んでいる場合は、「ここはどうかな。」というささやきによって、さらに教え合いを深めたり、他の生徒に聞きに行って解決することを促します。生徒の全体の取り組みや課題解決で間違った方向に行っている場合は、その課題点を全体に投げかけていきます
(3) 授業の評価(5分)

生徒に「今日の課題を解くことができたか。」を挙手をさせて全員ができたかどうかを確認をします。分からない生徒がいた場合は、「どのようにしたら全員が時間内に理解することができるようになるか。」を生徒全員に投げかけます。「速くできた人はどのようにすればいいのか。」「分からない人は、分からないままにしていないか。」などの意見をあげて、生徒一人一人がどう取り組めばいいかを確認します。また、課題の内容について、「ノートの書き方はどうか。」「他の人のノートを写しただけで終わっていないか。」「本当に理解するためには、どうすればよいか。」などの意見をあげることで、次回の授業で生徒の取り組みが活発になるようにします。


生徒・保護者・その他来校者の感想
生徒の感想
干がた  佐賀市立東与賀中学校 第38号 2009年度より
『学び合い』で得たこと
綾部 咲紀
学び合いを通して私はいろいろな事を学びました。一年生の時には『学び合い』で学習は進むのか、頭に入っているのか、友だちに聞きにくいと思っていました。ですが二年生になり、『学び合い』の意味、よさを知ることができました。

それは、友だちと協力し合い学習することで分かった時の喜びが倍になることです。教えてもらい分かるとスッキリして、うれしくなります。人に教えて相手が分かってくれると教えてよかったとやりがいを感じることができ自信も付きました。教えた人、教えてもらった人、両方喜びを感じられます。これは、『学び合い』ではなく普通の授業だと感じることはできないでしょう。

私は『学び合い』が好きです。これからは全員が理解できるような『学び合い』ができればいいなと思います。

保護者・その他来校者の感想
H23 6月12日(日)フリー授業参観デー
・落ち着いた雰囲気の中で「学び合い」の授業が進められていてとてもよかったです。
・積極的に学ぼうとする姿があり、自分たちで教え合う活動がとてもよかったです。「学び合い」の授業が良かったです。
・子どもが友人と話したり笑顔で授業を聞いたりと、安心しました。また、先生方の熱心な指導にもうれしく思いました。
「学び合い」の授業が子供達にとって重要なことだと改めて感じました。
・どの授業も「学び合い」の授業が取られていて良いことだと思いました。
「学び合い」の活動で、一人で勉強している生徒がいて、気になりました。
表情がとてもみな良いですね。すべてが現れるのが表情です。今日皆様の生活、授業の様子を見てうれしく思いました。頑張ってください。応援しています。
3年数学『学び合い』研究授業〈平成23年6月8日〉
授業者の自評 第3学年 数学科学習指導案(平方根)
・『学び合い』のねらいは、生徒全員が主体的な活動をできる。グループのように見えるが、個別学習であると考える。それぞれのわからないところ、説明の仕方が多種多様であるからである。

・以前、私が授業をしていたときには、寝る生徒、ただノートを写すだけの生徒がいた。ここでは、確認テスト5点をとるのが目標です。みんなでという意識を持たせる。

・まず、個別学習を行い、それで分からないところを聞いたり、分かっている人は説明することで高められると考えています。

『全員で』を強調することで、学習を通して、学級の人間関係つくりを向上させるねらいで取り組んでいます。

授業中の教師の役割は、生徒同士をつなげるための役割を教師が担う。また、生徒の意欲を喚起することと考えている。

・授業の中で、kさんはクラスで一番数学が低い。その子が、「なんでこがんなっと」「わからん。」「教えて」から、iさんが教えることから、学び合いが盛り上がる。これで、いけると感じた。

・しかし、kさんのグループのように停滞しているところもある。このグループから離れた生徒もいる。このkさんが積極的に動けるように生徒同士をつなげていきたい。

・女子では、tさん、kさんのグループが比較的、理解力があるので、もっと動けるように動機づけをしたい。

・bさん、kさんのグループは、比較的,理解力が低いので、もっと動いて情報を得ることができるようにしたい。

・生徒は、授業のやり方を2回も変更したが、それに関わらずきちんと取り組んでいる。今回のやり方に変えて、3時間目である。
まだまだ、教師が生徒をつなげきれていないと思っている。さらに、生徒に「全員で」ということを語っていく必要がある。
授業研究会でのグループ討議
メリット〈研究授業をみて〉

・生徒が生き生きしていた。
・話し合ったり、学習をし続けていた。
・男子で、他の教科より生き生きしていた。
・生徒が楽しそうに見えた。


今後の課題〈研究授業をみて〉

・他のグループへの教えたあと、自分のところにもどり何もしなかった。
・全員4点(確認テスト)が目標でもいいが、できる生徒には、もっと発展的な問題に取り組む状況でもいいのではないか。
・生活班的な決められたグループでの活動でもよいのでは、(気が合うもの同士だけでなくても)
・予習と復習ができないとできない。
・グループ、ペアのグループをつくることも必要では、男女別のグループになっていた。4人がベストでは。
・固定グループではなく、変形的、グループにさせて行うことも必要だと思う。(意図した活動も)それによって、個々の発見があると思う。
・個々の得意な部分を知らせていくための活動を行ったことで、誰に聞けばいいのかがわかる。
・教える場合、横同士で座ったほうが教えやすい。
・答えの確認はしないのか?また、確認をすることは必要だ。
・答えだけを写すだけになってしまうのでは。
・答えだけを書いて途中の式を書いていない子は、グループの和に入っていない。(人間関係、座り方、教科によって)変わってくる。
・早く終わった生徒は時間をもてあましている動かない班もあった。→動くようにしていく教師の声かけや自分たちで動くようにするには時間を上手に使う方法
・できない子にとっては難しい。どこに入れるのか?入りやすい場を紹介してやるといいなと思う。

担当教科での実践から


※悩み・グループ作りはどうしていますか。

・理科とかは班ごとの席、近所のところからはじまる。教室ですると、自分たちのグループ・男女もっとまじる。1回だけ難しい問題だと入り交じりやすい。
・一緒に活動するときは男女別班が自由な所は活動自体は自由の方が活発となる。
・最初のグループは難しいところがあるが、次の段階では、他のグループに行く。
・準備をきちんとしている。指示しなくても教科書・資料集を調べていくワークシートができるように作っておく。
・わかる子供達はすぐ終わる。難しい問題をしたいのではないか。?
・分かる子供たちはどうするのか?
・10時間分のプリントを用意する。人によって先にどんどん進んで教える側の子供もそうとう学習していかないといけない。子供たちが頑張る姿が見える。
・できる子供たちも楽しめる内容を持ち込むと時間をどう使うかを考えることができるのでは?教え方まで考えるとおもしろいと思う。
・教え方を工夫をしていくことで数学に対する考え方が向上する。
・公民で税金のことを上手に教えることができた。自信ができてくると勉強することができるようになる。
・説明の仕方も上手になる。
・黒板をきれいに書く子供がいるが、よくわかっていない。写すだけの子供がいる。
・家庭科はグループ学習は多い。座学ではしない。
・美術は、個性を大切にするのでどうしたらよいか悩む。
・器楽とかは学び合いをやっている。
・「やればできるんだ」という気持ちをつくる。
・広い範囲でわからないとわかっていかない。
○数学・学び合いしやすい教科

問1 学び合い問1 小テスト→中テスト→大テスト授業中2,3回小テストする→間違いがすぐわかる。

○社会 プリント学習教科書に載っていることを探し出すことはできる。(本音では、教科書以外のグラフなどの見方を学びあってほしい。)


○国語・文法の学び合い(テスト等で行っている。
男女の学び合いをさせてみたい。→かたまらずに全体で学び合える。
・体育館での詩の朗読:読むところの発表や練習も行った。
・子供たち同士で教えると素直に聞き入れて学ぶ→すばらしい。寝る生徒などいない。

○理科・実験を通しての学び合い
・プリント学習→自分で解く→教科書を見る→他の人に聞く。
・2年生は男女に関係なく、喜んで教えに行くことができる。→長所・文章を読むなどの理解力を必要とする学び合い→時間が必要(学び合いの難しい所)
・授業3時間説明→まとめとしてのプリントを学び合いなどの形で行っていた。
・学び合い:教える側の能力が高いと成功する。
・学び合いが生徒のみで進むと誤答になっている時がある。→教員が指導する。
・学び合いで何を学ばせるべきか?
・学び合いではなく、教え合いになっている状況
・グラフ、図の読み取りの学び合いなどはどうか?

※不安な点・友人関係がそのまま出る・学び合いで終了として次の単元へ進み、テストが不安(本当に理解できているかどうか?)
・学び合いの授業で、頼られることでいきいきする生徒もいる。→教える側も成長できる。
H24 1月20日(金)『学び合い』移動学習会
日 時 1月20日(金)    県内外より多くの先生方に来校いただきました。
ありがとうございました。
受 付 13:30〜
授 業 13:45〜14:35
  1年A組:社会    1年C組:数学
 研究会 14:55〜16:30 
校長のお話 
 講師紹介
 ・  授業者より
 ・  質疑応答
 ・  グループ討議
 ・  グループ発表
 ・  指導助言
 ・  謝辞
 ・  諸連絡
 1年C組数学 1年A組社会 
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