研究主題
「生徒同士が学びあい、高めあう授業づくり」
〜学びあうグループ活動を通して〜
主題設定の理由
本校は、10年ほど前までは生徒指導上の問題を多く抱えた学校であった。当然ながら生徒一人一人の基礎的な学力は十分身についておらず、学力の個人差も大きかった。このような状況を解消するために様々な取り組みを行ってきたが、その主たるものが平成25年度予取り組んだ文部科学省・佐賀県教育委員会指定の「学力向上フロンティア事業」であった。学力向上を目指し、伊万里市の委嘱と合わせて3年間の取り組みであった。ここでは、「読み・書き・計算」を学習の基礎ととらえ、特設補充学習(SF)の時間を設定し、国語、数学、英語の3教科の基礎的・基本的な内容を繰り返し学習を行い、「分かる授業」を目指して、指導方法の工夫改善を行い、TT指導や少人数指導等のきめ細やかな指導方法を積極的に取り入れてきた。この取り組みは、現在も継続している。
平成20年改訂の学習指導要領により、平成24年から選択教科の時間数が減少し各教科の時間数が増加している。そのため、本校で実施している特別補充学習(SF)の時間の確保が難しくなってきている。そこで、各教科の指導力アップが現在求められている。その中で、各教科の教員が授業を置く公開し、全職員で生徒の観察・指導に取り組むことができる「学びの共同体」の特性を生かしつつ教員の授業改革に取り組みたいと考え、本主題を設定した。
研究の目的
各教科において、グループ活動を充実させることで、生徒同士がお互いに学びあう手だてを探る。
研究の仮設
各研究において、グループ活動を充実させる指導の工夫改善を行えば、生徒同士がお互いに学びあうことができ、確かな学力を身につかることができるであろう。
本校が目指す学びあいの姿
@「分からない」ときは、自分で考えましょう。
A「考え」手も分からないときにが、「教えて」と言いましょう。
B「教えて」と言われたら「わかる」まで教えてあげましょう。
(「教えて」と言われるまで教えるのはやめましょう)
子ども一人ひとりが教材に向き合い、友達の発言に耳を傾け、グループ活動をして、考えを深めたり新しい発見をしたりする。そこでは、教師が子どもたちの発言やつぶやきを全身で受け止め、子どもに関わっている。
研究の内容と方法
(1)内容
ア グループ活動や「学びの共同体」に対して理論研究
イ 各教科ごとにグループ活動を充実するための研究
ウ 各教科の枠を越えた授業実践研究・授業公開
(2)方法
ア 中学校指導要領、先行研究、書籍等を通して「学びの共同体」に対して理論研究を行う。
イ 各教科ごとにグループ活動を充実するための手立てを研究する。
ウ グループ活動を取り入れた授業研究会を行う。
研究の組織